10日後の2月17日 午前10時より「祈年祭(きねんさい)」が行われます。
昔は「としごいのまつり」と言いました。漢字の「年」は穀物の繁茂する形から作られています。
祈年祭は五穀豊穣を祈ることはもとより、諸々の仕事の発展と無事を祈願するお祭りです。
古来我が国では農業、稲(息根~いきね~)作りは仕事の根幹を成すものでした。
稲のみならず、五穀をはじめ食物の生産、更にはあらゆる産業の発展を祈る大切な祭りです。
北国ではまだ雪が残りますが、外に出て本格的な仕事に入る頃の「出初め式」にもあたる
勤労者の祭典でもあります。