3月8日(水)午前10時より、火の恵みに感謝し、
火災が無いよう祈るお祭り、「鎮火祭(ちんかさい)」を斎行します。
火から離れがちになる季節に、私達の生活に欠かせない火の神様
「火産霊神(ほむすびのかみ)」に感謝し「迦具土神(かぐつちのかみ)」の
御心を和め奉るお祭りです。
人類が火を用いる様になって、その生活は大きく変わりました。
今では火の恵みなくしては一日も生きられません。
私どもの祖先は火の御力を怖れ畏み、火産霊神と称えて、その恩恵に感謝し、
大切にお祀りして参りました。
しかし、用い馴れては思わぬ災いが起こります。これは火の神の荒御魂(あらみたま)
「迦具土神(かぐつちのかみ)」のお怒りによることと、心戒めて鎮火の祭りを奉仕して
荒御魂をお鎮めしてきたのです。