先月「睦月」について少し触れましたが、今月は「如月」について紹介します。
「如月」の語源としては、
・陽気が発達する時節であるところから「気更来」
・寒さのために衣を重ねるところから「衣更着」
・草木更新の意「木更月」
など諸説あります。
上旬の雪解けの様子を見ると「気更着」のように春が近づいてきたと感じ、
中旬の大雪をむかえると、「衣更着」のように厚着するようになり、
下旬に差し掛かりその雪も溶け草木の緑色が見えてくると
「今度は木更月の番か」と思うようになりました。
境内の様相は目まぐるしく変わりましたが、
着々と春が近づいてきていると感じさせられました。